輸入レモンには大量の防かび剤が使用されていることをご存じですか?
レモンは長い船旅で日本に輸入されます。カビの発生を防ぐためには、どうしても防かび剤を噴霧する必要があるのです。
1.危険な「ポストハーベスト」
この防かび剤は、収穫後の農薬として使用されるため「ポストハーベスト」と呼ばれ、農薬ではなく食品添加物扱いとなります。国産の農産物に「ポストハーベスト」が使用されることはないのですが、輸入農産物は先に述べた長期輸送に耐えられるように「ポストハーベスト」が使用されます。「ポストハーベスト」には食品添加物として指定を受けたものしか使用できず、残留濃度が厳しく規制されてはいますが、発がん性が疑われる薬剤もあるため積極的には窃取したくないものですね。
2.どれくらいの防かび剤が残留しているか
それでは、レモンにはどれくらいの防かび剤が残留しているのでしょうか。「一般社団法人 北海道消費者協会」による「かんきつ類の残留農薬と防かび剤」の調査結果によると、アメリカ産輸入レモンの皮からは、アゾキシストロビン(0.35ppm) ・チアベンダゾール(1.01ppm)・イマザリル(1.09ppm)・フ ル ジ オ キ ソ ニ ル(0.99ppm)が検出されたそうです。いずれも基準値を超える濃度ではないのですが、皮ごとレモンを食べた場合には、これらの薬剤も体に窃取することになります。
3.防かび剤は水洗いで落ちる?
防かび剤は水洗いすれば除去できるのでしょうか?同じく「一般社団法人 北海道消費者協会」による「輸入オレンジの果皮の防かび剤」の調査結果によると、水洗いをしても皮に付着している薬剤は21%~38%しか除去できないようです。皮を剥けば問題ないのですが、皮ごと窃取する場合には注意が必要です。防かび材はお湯で落ちやすい特徴があるので、レモンティーに皮ごとスライスしたレモンを浮かべたりすると、皮に付着している防かび材もかなりの割合で溶け出すことになります。
4.農薬不使用国産レモン
「れもねゑど」に使用しているレモンはすべて「農薬不使用国産レモン」です。農薬も防かび剤も使用していません。そんなレモンを皮ごと漬け込んで、レモネードの原液を作っています。これは「農薬不使用国産レモン」だからできること。美味しくて体にもやさしくて安全、そんなレモネードを提供していきます。
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